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ベトナムの不動産に強いのがリー冷蔵電気工業

リー冷蔵電気工業は、1977年に設立された、ベトナムで初めて国産冷凍機やクーラーを製造したメーカーです。

1993年にベトナムで初めて株式会社化された企業でもあります。

また、2000年にサコム通信ケーブルと共に初めて株式上場した2社のうちの1社となります。

2002年にはリー冷蔵電気工業を持ち株会社に移行し、2つの子会社を設立しています。

子会社の一つは、設立当初からの本業でもある冷凍機器の製造販売を行うM&Eという会社。

もう一つは不動産会社であるリープロパティーマネジメントです。

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通信関連インフラを完備した近代的なオフィスビルの「e-TOWN」の建設も行いました。

なお、リープロパティーマネジメントは、2006年に他の不動産会社からの資本を入れたため、現在のリー冷蔵電気工業の持ち株比率は70%となっています。

30%を出資した不動産会社は、当然のことではありますが、今後の開発用不動産取得に対して力のある会社です。

その後、REEエレクトリック・アプライアンスやREEファイナンスという子会社を立ち上げており、現在はこの4社が同社の柱となっています。

M&Eは、公共施設や商業施設向けの空調機や冷凍機の製造販売を行っています。

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ベトナムでは最も歴史のある空調機・冷凍機メーカーとして知名度が高く、業界内のシェアは約30%で首位となっています。

同業界にはM&Eを含め5社の企業があり、このうち国内系が3社で、2社が外資との合弁会社です。

同社はその中でも頭1つ分抜きん出た存在で、ハノイの国会議事堂や空港など、ベトナムを代表する施設に納品しています。

ハノイの国会議事堂の契約額は1750万ドル、空港への納品額は3000万ドルと1契約あたりの金額が非常に大きなものになっています。

その他にも、5つ星ホテルや工場、病院、ビルなど幅広い物件への納品を行っています。

ちなみに、不動産建設業界は1兆ドンの市場規模があります。

REEエレクトリック・アプライアンスは、リーテックというブランド名で、クーラーや冷蔵庫などのいわゆる白物家電製品や小規模店舗で利用する業務用の冷凍機など、小型の空調機などの製造販売を行っています。

業界シェアは10%ぐらいで、業界順位は6位です。

といっても、国内系企業だけで比較した場合にはトップです。

この分野については外資系メーカーが非常に強く、サンヨー、韓国LG、東芝が不動のトップ3となっています。

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REE冷蔵電気工業は、もともと冷凍機製造メーカーだったわけですが、前述の売り上げ構成からもわかるように、現在では売り上げの大半を不動産事業が占めています。

その不動産事業を管轄するのがREEプロパティです。

REEプロパティの中核企業とも言えるのが「e-TOWN」というブランド名の高級ITオフィスビルの賃貸経営です。

現在は合計の総面積が7万平米になる6つのオフィスビルの運営管理を行っています。

今後は、賃貸用のオフィスビルのほか、分譲用マンションや工業団地の建設・販売を計画しています。

REE冷蔵電気工業は、約10社に投資をしていますが、それを管轄しているのがREEファイナンスです。

今後も浄水関連やエネルギー関連の株に投資を続けるとしており、今後2年間に計画している投資額は2000億ドンです。

ちなみに同社は300〜600メガワットの火力発電所を建設しています。

発電所には投資するだけでなく、実業にも進出する意向です。

 

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